1月24日(金)午後2時より、第21回「寺庭婦人のための仏教講座」を開催しました。今日は北陸の冬には珍しい、いい天気。雲一つない青空に気温も12℃と、もう春が来たんかと間違うようないい陽気です。こんないい天気の日にはきっとやるべきことがたくさんあるんでしょうね。今日の出席はたったの6名。平成26年最初の講義で、しかも法華経の最後の講義なのに、たるんどったらあかんがいね、奥さん方。まあ、愚痴っても仕方ないんですがね。
今日は最後ということで、陀羅尼品第26から普賢菩薩勧発品第28までの3品です。鬼子母神と普賢菩薩を中心にお話させていただきました。私は辰年生まれなので普賢菩薩が守護仏ですし、毎年金沢で輪番で行われる法華懺法会の懺悔教主は普賢菩薩なので、自然と力が入ります。特に、「若し善男子・善女人、四法を成就せば如来の滅後に於て当に是の法華経を得べし。一には諸仏に護念せらるることを為、二には諸の徳本を植え、三には正定聚に入り、四には一切衆生を救うの心を発せるなり。善男子・善女人、是の如く四法を成就せば如来の滅後に於て必ず是の経を得ん。」の「四法成就」部分はしっかり噛みしめていただきたい。
ところで、先日『仏教、本当の教え』の著者であられる植木雅俊先生からメールを頂戴し、びっくりです。昨年の月に書いたブログの中で先生の学説を紹介させていただいたのが、先生の目に届いたとのことです。詳しいことは昨年7月の「蓮の花が咲きました」をお読み下さい。いや~、どこで誰が見ているか分からないですね、それとインターネットって凄い力ですね~、とお話いたしました。
というわけで、13回にわたった法華経の講義も今日でめでたく終了しました。奥さん方にどれだけ理解していただけたか不安がありますが、とにもかくにも終わってホットした次第です。あと、2回は日蓮聖人の御生涯。あともう一息です。合掌