金沢の千部法要

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 5月5日・6日両日、全性寺さんで千部法要が営まれました。2日間で後四巻(法華経の5巻から8巻)を読誦するのですが、30名ほどの僧侶が声を張って読みますので、もう圧巻です。それも猛スピードで読みます。8巻は22分でした。ですから、ちょっと油断すると、どこを読んでいるか分からなくなります。未熟ながら木番(木柾をたたく役)を努めるようになって、9年目。少しは上達したかなと感じていますが、まだまだです。先輩の教えでは、木番は他の人の声をひらって木柾をたたき、自分は声を張らない、というのですが、なかなか出来ません。
 金沢の千部は後四巻だけ読誦するのですが、全性寺さんだけ午前中に少人数で前四巻も読誦します。私は説教も頼まれていましたので、流石に午前中の木番は辞退させていただきました。そうでないと、腕が壊れてしまいますもんね。
 午前10時から前四巻を読誦し、正午から1時間のお説教、午後1時半から後四巻の読誦と、フル回転。腕と声と足がくたびれましたが、充実した2日間でした。

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