修行日記

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8月27日(月) 新宿バスターミナルから朝8時30分発の甲府行きのバスに乗り、中央道南インターを下りて直ぐの中道で下車。そこからてくてく歩いて約45分で寺に着くと、部屋の中から人の話し声がしている。今日は月に一度の勉強会の日なのである。他の寺の住職さんや信者さんたちが、集まって日蓮さんの御遺文などを読み合わせなどして勉強しているのである。今日は日蓮さんの「諸願成就抄」についてである。一般の雑誌や文庫本さえあまり読まない私にはお世辞にも難解な佛教語をよく理解できるとは言えないが、それでもあんな困難な時代によく日蓮さんは、大変勉強なさり、法華経のことをいろいろ良く知っていることを感じることぐらいはできた。
 それにしても「お釈迦様はすごい。鷹に追いかけられた鳩が自分のふところに逃げてきたら、その鳩を守るために、自分の体の肉を鷹に与える。それでも鷹はお釈迦様に肉が足りないというと、さらに自分の体の別の部分の肉を鷹に与える。・・・・・・・」。
お釈迦様はわたしには、想像できない慈悲の心をお持ちなのである。とてもありがたいお話が聞けた有意義な一日であった。

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