【仏教用語解説】第22回「大乗」

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【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
 
第22回目は
「大乗(だいじょう)」
です。
 
「大乗」とは、
「大きな乗り物」という意味です。
 
乗り物というのは、
おおきければ大きいほど
乗れる人が増えます。
 
すべての人々を救う
お釈迦さまの教えを、
まるでたくさんの人を乗せて
悟りの世界へ運んでくれる
大きな乗り物のようだとたとえたのが、
「大乗」という言葉です。
 
したがって、
自分一人の悟りのために
出家して修行した声聞や縁覚は
一人乗りの「小さな乗り物(小乗)」だ、
と批判され、
このような人々は決して仏にはなれないとさえ
言われるようになりました。
 
ところが、法華経の方便品の中で、
この声聞と縁覚(辟支仏)に関する
驚くべき真実が、
お釈迦さまによって明かされます。
 
これについてはまた
方便品の説明の中で
お話しさせていただきます。

それではまた(^^)/
 

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