【仏教用語解説】第21回「縁覚」

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【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
 
第21回目は
「縁覚(えんがく)」
です。
 
「縁覚」とは、
お釈迦さまの説法を聞かずに自力で悟り、
それを他人に説かない聖者を指します。
 
別名「辟支仏(びゃくしぶつ)」ともいい、
法華経方便品には
こちらの呼び名で登場します。
 
のちに、「すべての衆生を乗せて悟りに導く大きな乗り物」という意味の
「大乗(だいじょう)仏教」というものが生まれたとき、
この「縁覚(えんがく)」に分類された人々と
前回解説した「声聞」の人々の仏教は
「自分の悟りだけを求める小さな乗り物」という意味の
「小乗(しょうじょう)仏教」であると批判されることになります。
 
次回は「大乗」について
お話しさせていただきます。
 
それではまた(^^)/
 

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