【仏教用語解説】第15回「四諦」

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【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
 
第15回目は
「四諦(したい)」
です。

お釈迦さまが悟りをひらいてから
最初に説かれた教えが、
「四諦(したい)」と「八正道(はっしょうどう)」
だったといわれています。

「諦」は「真理」という意味なので
「四諦」は「4つの真理」という意味になります。
その内容は以下のとおりです。

《 》の中に書いてあるのは、
「四諦」を病気治療にたとえたものです。

①「苦諦(くたい)」《病状を知ること》
迷いの生存は苦であるという真理。

②「集諦(じったい)」《病因をしること》
苦の原因は欲望であるという真理。

③「滅諦(めったい)」《目指すべき回復した状態をしること》
欲望のなくなった状態が
理想の境地であるという真理。

④「道諦(どうたい)」《病気を治す良い薬》
理想の境地に至るためには
正しい方法(八正道)によって
修行しなければならないという真理。

「八正道(はっしょうどう)」についてはまた次回
お話しさせていただきます。

それではまた(^^)/

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