【お祖師さまのおしえ】第5回「日蓮聖人のご生涯 ⑤松葉ヶ谷法難」

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

 
【お祖師さまのおしえ】では、
日蓮聖人(お祖師さま)の教えについて
簡単に解説していきます。
 
第5回目は
「日蓮聖人のご生涯
⑤松葉ヶ谷法難(まつばがやつほうなん)」
です。

1260年(文応元年)8月27日夜、
鎌倉の松葉ヶ谷(まつばがやつ)の
草庵にいた日蓮聖人は
念仏信者たちの襲撃を受け、
草庵は焼き討ちに遭いました。
『立正安国論』を幕府に送ってから
約40日後のことです。

この背景には、日蓮聖人が『立正安国論』において

災害が起こる原因は、
民衆や幕府の間違った信仰にある

と批判したことが原因のひとつとしてあります。
ここでいう「間違った信仰」の中に
念仏信仰が含まれているのです。

また、『立正安国論』は
幕府をも批判していたので、
幕府上層部の怒りを
買ってもいました。

幸い難を逃れた日蓮聖人は
下総(現千葉県)に入りました。

この松葉ヶ谷での
闇夜にまぎれての奇襲は、
まだまだ日蓮聖人受難の日々の
序章に過ぎません。

次回は四大法難の第二、
「伊豆法難」についてお話しします。

それではまた(^^)/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前の話→第4回「日蓮聖人のご生涯 ④立正安国論」

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ