戌(いぬ)の日

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

本日2月16日は、宗祖立正大師のご生誕日です。
当寺でも、報恩法要を修行致し、謝し奉りました。
本日、ご先祖様のご供養をなされた日蓮門下の方々は、非常に幸運ですね。

話はかわりますが、「戌の日」についてお話させていただきます。

子沢山で、安産の象徴である、戌(犬)に因んで、妊娠五ヶ月の最初の戌の日を迎えられる妊婦さんの安産祈願が、古来から寺院や神社で行われております。

2月には、12日ごとにやってくる「戌の日」が1日、13日、25日と3回あり、その御祈祷が当寺でもございます。
一般的には、神社での御祈祷のイメージがあり、寺院での腹帯祈願は珍しいかもしれません。
ご祈祷の御本尊であり、子育て安産の神様である鬼子母尊神様を勧請している日蓮宗だからこその行事だと思います。
御祈祷をお受けになられた方々が、無事にご出産され、そして、お子さまを連れてのお蔭参りが、僧侶としての大きな喜びの一つとなっております。
今月、御祈祷させて頂いた方々も、無事に安産でありますように。
祈。
※写真は、腹帯。個別に作製し、授与しております。
 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ