寒行最終日 町内唱題行脚

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大寒より休むことなくお勤めされた寒行が、節分の2月3日最終日を迎えました。
本年は、例年になく寒い日が続きましたが、10名の皆勤者をはじめ、多くの皆様にご参加いただきました。
多聞寺の寒行は、本堂にて太鼓をたたきながら方便品・寿量品を読誦します。最終日前日のお勤めでは読誦の声、太鼓の音もそろった素晴らしいものでした。参加者の行に真剣に取り組む姿勢のあらわれと感心しました。
最終日の2月3日は例年通り、寒行参加者25名と浜荻町内唱題行脚をおこないました。節分は「鬼は外 福は内」と掛け声をかけながら豆をまき、魔を除き、福を迎えます。
この町内唱題行脚は、節分の豆まきだけではなく、「寒行で積んだ功徳を浜荻中に分け与えよう、お題目の力で安穏な町にしたい。」とするもので、お題目の御声で町内安全を祈るためのものであり、寒い中唱えるお題目も力強いものでした。また、町内の方々も道路に立ち、われわれを合掌しお迎えいただき、参加者一同の力となりました。寒い中ありがとうございました。
「自行化他」行というものは、自分のためにするだけではなく、他者の幸せを祈ることが大切です。
私たちは、ひとりでも多く「妙法蓮華経」に縁を持ち、「南無妙法蓮華経」の道へといざなうべく「我もいた」しながら日々の信行生活を送らなければなりません。
来年も行う予定です。一人でも多くご参加いただき、「我もいた」しましょう。
 

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