死後の世界をどう捉えるかは、その人の世界観の違いによるものです。
つまり、どの様な「世界を見る自分」を作り出しているかの違いによります。
他宗教では世界は神が創ります。しかし仏教では世界は個々が創るのです。
成仏は修行を通して生きている間に目指すもの。
日本の成仏観は、日本人が古来より持つ信仰と混じり合い、その影響によるところが大きいようです。
輪廻を信じる。浄土を信じる。死後の世界が無いと信じる。
どれが正しくて、どれが間違っているかという性質の問題ではないのです。
創り出す世界の違いです。
仏教では何れも問題ではなく・・・
「今を生きるに適している世界観」であれば良いのです。