ありのままの姿 魅せるのよ〜

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旭山動物園

 布教研修所研修員の小幡潮隆です。
 私の布教研修所で印象に残っている御講義の一つが実際に北海道に行き、旭山動物園を訪れ、坂東園長に「命」についてのお話を伺ったことです。
 旭山動物園の「家畜・ペット種との触れ合いを通じて「命の温もり、命の尊さ」を感じてほしい。そして、野生動物の保護や環境問題を考えるとき、動物たちは私たちと対等な生き物なんだと思うきっかけになれる、そのような動物園でありたい」(旭山動物園公式サイト引用)
とのコンセプトのもと、ありのままの動物達の姿を魅せる取り組みをされており、特に印象的であったのが、動物園でタブー視されてきた動物の「死」を公表する事によって「命」を伝える。坂東さんのお言葉に「生きるとは死ぬこと 死ぬとは生きること」そんな当たり前のようで目を背けてきた真実を伝える。そんな動物園であると感じました。
 日蓮聖人は「妙法尼御前御返事」で「されば先ず臨終の事を習うて後に他事を習うべし」の述べられております。
 改めて「命」と向き合う貴重な体験をさせて頂くことができました。

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