橋渡し

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副主任を務めている山田恵隆です。
生徒たちが一生懸命に片づけをしているのにブログを書いています。
4年ぶり2度目の副主任も、明日で無事に納めることが出来そうです。

布研入所の5日前、5月27日に家族だけで仏前結婚式を行いました。
私のような男でも良いと言ってくれた妻には感謝しかありません。

新婚にも関わらず、すぐに半年間の別居生活。
見かねた先輩がお祝いに夫婦箸をプレゼントしてくれました。

秋田を離れ、寝食を共にする生徒たちにわがままを言って、頂いた夫婦箸を食卓に用意してもらいました。不思議と一緒に過ごした気分でした。

先日、妻に研修を無事に納められたこと、新婚にも関わらず快く送り出してくれたこと、辛い時の支えになってくれたこと等、感謝とお礼を述べ、夫婦箸を使っていたことを伝えました。

すると妻は「私は、まだその箸を使ってないよ」と。
一緒に暮らし始めるその日まで大切にしていたそうです。
 

"思いは同じでも、言葉や行動が異なることもあります。"
"違っていても、その奥にある思いを探り、感じることが大切です。"

私はこの布研で、研修の環境を整えること。一生に一度しかない布教研修所、半年間という長い期間にもかかわらず入所を切望した皆が熱き布教の志を持ち、胸を張って巣立っていく。そのことを考えながら過ごしました。
主役は研修員です。

布教研修所が終わり、これから歩むその先に、本当の姿や学んできたことが顕れてきます。これからも日々励み、私たちが学んだことを怠ることなく伝えていきましょう。

この5人がそれぞれの個性を生かし自分にしかできない布教スタイルにたどり着く日が楽しみです。

 

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