第５４回日蓮宗布教研修所

研修員によるリレーブログ　      
 
研修員最年少２３歳、金子智栄です。
本日は私の誕生日でした。
宜しくお願い致します。
ついこの間までは厳しい暑さが続きましたが、
 
ここ最近は秋らしさ（もしかしたら冬らしさ）というものが出てくるのではないでしょうか。
　秋のことわざで有名なのは、
「女の心と秋の空」
ご存知の方も多いと思いますが、女性の心は、秋の空のように熱くなったり、
寒くなったり、移り変わりやすいという意味です。
実は、このことわざは、元々
「男心と秋の空」
と使われておりました。
※（「男心と秋の空」は男性の愛情は秋空の様に変わりやすいという意味であり、それに対し、「女心と秋の空」の女心は愛情だけではなく、感情の起伏が激しいという意味です。特に異性の前で、この言葉を使うとあらぬ誤解を与えてしまうので止めましょう！）。
 
つまり、男性、女性、いずれにしても、
人の心というものはころころと移り変わりやすい
もので御座います。
　日常生活の中でも、ついつい自分のやりたいこと優先したり
、
他人の自分勝手な意見に騙されて間違った道へと進んでしまうものです。
皆様も何を心の拠り所にすればよいのか分からず、悩んだ経験はないでしょうか？
　そのように道に迷わない為にも、揺るがない真理・生き方を説く御釈迦様の教えが必要なのです。
　「法によって、人に依らざれ」
　仏教には、「依法不依人」という言葉が御座います。
　移ろいやすい人の心を拠り所にするのではなく、正しい教えを心の拠り所にしなさい。
正しい教えである、法華経・南無妙法蓮華経の御題目を心の拠り所としなさい。
と御釈迦様が御遺言を残され、日蓮聖人が現代に至るまで守り続けました。
　皆様も、私達と共に御釈迦様が私達に示された正しい生き方を求めていきましょう。