5月の第2日曜は母の日です。20世紀初頭、あるアメリカ人女性が母の命日である5月9日に教会でカーネーションを配ったことに由来するそうです。
私が子どもの頃、母から「1,000人に1,000人の母あれど、我が母に勝る母なし」と教えられました。子どもながらに「自分で言うかね」(笑)と思いましたが、母も祖母に言われていたようです。
出典を調べてみると、人数の部分が1億から100億まで様々な数があるようですが、オリジナルは真宗大谷派の僧侶、暁烏敏(あけがらすはや)さんの「10億の人に10億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや」という言葉のようです。
迷惑や心配を掛けてばかりの子どもにも、変わらず揺るがない愛情を注ぐ母の姿は、誰にとっても「わが母に勝る母なし」でしょう。
自分自身年齢を重ねるにつれ、この言葉の重みを痛感するようになりました。
面と向かって言うと照れくさくて気恥ずかしい言葉ですが、気持ちはいつも同じです。
「お母さん、いつもありがとう」