OTELIKEミニ第4号(卒塔婆の歴史)

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 卒塔婆(そとうば)の起源はインドにあり、サンスクリット語で「ストゥーパ」と言われました。インドから中国に伝わった際に「卒塔婆」、「塔婆」、「仏塔(ぶっとう)」という漢字が充てられました。
 ストゥーパは、お釈迦様がお亡くなりになられ、分配されたご遺骨を祀る(まつる)ために造立したのがはじまりです。その後、徳の高い僧侶のストゥーパも作られるようになりました。最初は、写真のようなドーム型のものがたてられましたが、徐々に塔のものもたてられるようになりました。
 塔のものは三重塔、五重塔がたてられました。しかし時が経ち、個人で塔をたてるのが難しくなると、塔から細長い木の板に変わりました。ストゥーパの造立と供養は、多くの功徳を生むと考えられたため、当時の信者たちは競ってストゥーパをたてました。

※卒塔婆の歴史については諸説あります

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第4号表紙  第4号中見開き

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