人権研修会(令和6年 武雄市円満寺)

開催日:2024年03月29日

円満寺池永住職のお話

3月29日、武雄市円満寺において宗務院と佐賀県宗務所(松島正英所長)共催で差別戒名についての研修会を開催し、宗務院より人権推進委員と管内の教師・寺庭婦人30名が参加した。
同寺では他宗より授与された差別戒名を改号し、宗務院と行政と一体となって墓石を取りまとめ供養塔を建立し菩提を弔ってきた。研修に先立ち法要が営まれ、市役所職員や関係者が参列し法味を捧げた。

講師を務めた池永英寛住職は、差別墓石について昭和63年より取り組んできた経緯を語り、参加者は熱心に耳を傾けた。結びに「これまで沢山の方々のご協力のおかげで事業を円成することができた」と感謝の言葉を述べられた。研修後は多数の質問が飛び、有意義な意見交換の場となった。
奇しくも同日は供養塔建立開眼日(平成6年3月29日)より30年の節目に当たり不思議なご縁を感じる1日となった。

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