令和7年2月27日、那須塩原市等覚院(藤﨑善隆住職)に於いて、毎年恒例の先師報恩法要が行われました。
本年は、先師法要に先立ちまして特別研修会を実施致しました。石川県第二部七尾市本延寺の河﨑俊宏先生を講師にお招きし「椅子席の法要について」と言うテーマでご講義を頂きました。
近年増える椅子席での法要の際の所作について参加者と共に実践をしながらの講義となりました。
研修会で学んだ内容を踏まえて、初めて椅子席での先師報恩法要が実施され、声明業勲功先師・北関東教区各管区先師へ報恩の感謝が伝えられ、併せて昨年元日に発災した能登半島地震被災横死の諸霊位の追善の念が供えられました。
法要には14名が出仕し、野澤宗務所長や齋藤宗会議員をはじめ8名が随喜参列くださいました。栃木県管内のみならず、東京都、群馬県や千葉県からもご参加を頂き有意義な1日となりました。
参加者から「緊張感のある日蓮宗らしい法要であった。これからも役職や年齢の壁関係無く、共に研鑽を積んでいきたい。」と感想を語ってくださいました。
文責:伝道担当事務長 野澤智秀