『ありが鯛』の万灯を作成!!

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

「ありが鯛」の万灯とは・・・新潟市西蒲区の巻地区に江戸末期から伝わる郷土玩具「鯛車」(写真のものは高さおよそ3m)をそのままの形で使用させて頂いています。
時代と共に鯛車の数は少なくなってしまったのですが、かつてはお盆になると鯛車にロウソクを灯して、大勢の子どもたちが町内を引いて歩いていたとされています。
この晩夏の風物詩を復活させようと活動しているのが「鯛車復活プロジェクト」の皆様であり、奉行委員会ではこの「鯛車復活プロジェクト」の皆様に全面的にご協力を頂き、「ありが鯛」の万灯を作り上げました。
今回作成した「ありが鯛」の万灯の台座には、「ありが鯛」と「かなえ鯛」の散華型のウロコを貼り付けるパネルが取り付けられています。
池上本門寺のお会式万灯練供養に参加の方に、「ありが鯛」のウロコへ感謝の言葉を、「かなえ鯛」には願い事を書き、パネルへ貼ってもらいました。
私たちは、先ずは自分がどれくらい周りの人に支えられているのか、いかに多くの「恩」を頂いているのかに気付き、感謝すること〈知恩〉が第一歩であり、それを「ありが鯛」のウロコに言葉で書くことで、次にその「恩」に対してどう「恩返し・恩送り」をしていく〈報恩〉が幸福をもたらす第二歩目となります。「かなえ鯛」のウロコに書いてもらうことで、知恩と報恩の誓願で満たされた「ありが鯛」を池上本門寺のお会式に奉納させていただきました。

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

PREV

一覧へ