昨日3月11日は東日本大震災が発生し、丸3年を迎える日でした。
きっと皆さまもそれぞれが出来る範囲で被災地・犠牲になられた方々へ向け追悼のお気持ちを奉げられたことでしょう。
昨日は神奈川県第3部修法師会主催の「國祷会(こくとうえ)」が小田原市酒匂 法船寺様を会場に厳修され、参列して参りました。
「國祷会(こくとうえ)」は文字通り『国家の安泰をご祈願する会』であります。
日蓮大聖人は当時混迷を極める鎌倉幕府へ『立正安国論』を奏進しました。その中で「人の心乱れれば、社会が乱れ、社会が乱れれば、国土が乱れる」と説かれていらっしゃいます。
午後2時から行われた法要では、ご参列いただいた皆さまと私たち僧侶が一体となり法華経・お題目をお唱えし、震災から丸3年を迎え改めての国家の安泰と国家の繁栄、更には東日本大震災で犠牲になられた方々への慰霊と被災地の1日も早い早期復興をご祈念致しました。
改めてこの度の震災で犠牲になられた方々へご回向申し上げ、被災地の1日も早い復興と未だ困難な生活を強いられている方々に安穏な日々が戻ることを祈念申し上げます。
南無妙法蓮華経