御首題帳

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こんにちは。副住職です。

いよいよ平成も最後の日になりました。明日からは令和です。

今日は配布用の御首題を書き溜めしました。日付の欄が令和に変わる為です。

一般的に寺社仏閣で参拝の証としてお書きするものを御朱印と言いますが、特に日蓮宗で書く御朱印のことを「御首題(ごしゅだい)」と言います。

日蓮宗寺院の中では、御首題のみを集める方にはひげ題目(南無妙法蓮華経)を、色々な寺社の御朱印を集める方には妙法の二字のみを書くところがあります。しかし大久寺では、檀信徒に限らず多くの方にひげ題目も美しさを知って頂きたいという理由で、全ての方に南無妙法蓮華経のひげ題目をお書きしています。ひげ題目は、書く僧侶によってその様相が異なります。色々な御首題を集めることで、その趣きを感じるのも良いかもしれません。

大久寺での御首題は、私が寺にいればお持ちの帳に直接お書きしますが、不在にする時も多々あります。その際にお配りできるよう、事前に書き溜めております。貼ってお使い頂ければと思いますが、どうしても直接書いて欲しいという方がいらしましたら、事前にお電話頂ければ幸いです。

尚、書き溜めはコピーではありません。半紙を手でちょうど良い大きさに切って、一枚一枚墨と筆を使って心を込めて書いて朱印を押しています。

それでは、恵みの雨とともに新しい時代の幕開けを楽しみたいと思います。

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