寒くなってまいりましたが、みなさま、痛む古傷はありませんか?
本日、十一月十一日は、「小松原 法難会(こまつばら ほうなんえ)」という、日蓮聖人が法難=災難に遭われた日です。
日蓮聖人は千葉にご実家があるのですが、里帰りをしている最中に、千葉の地頭(領主)に襲撃されました。
今までもいくつかの「法難」のことは書かせていただいていますが、今回の法難ではおでこに刀傷を負ってしまいます。
その傷が寒くなると痛むということで、毎年この日を境に日蓮聖人の仏像の頭に綿帽子(わたぼうし)をかぶせるという習慣があります。
みなさまも、痛みに耐える修行ではなく、しっかり温めてくださいね。