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三寒四温、暖かな春の足音が少し聞こえてきました。
お寺の山も、優しい香りで包まれています。
＊2月15日はお釈迦様の御命日です。涅槃会（ねはんえ）といいます。
この時、お釈迦様はお見舞いに集まった皆に最後のお話（説法）をしました。
「ありがとう皆さん、でも肉体が亡くなるのは自然のことですからあまり悲しまないでください。大切なのは生きている間 正しいことを真剣に学び、そしてそのように行動する努力を続ける事です。それが本当にできれば、肉体の最後を安心して幸せに迎える事が出来ます。サア、今まで私が皆さんに話してきた事をよく思い出して（法灯明）行動してください。そうすれば自分の正しさに胸を張って 安心して（自灯明）生きる事が出来ます。」
『法灯明 自灯明』 私達が暗く困難な道を歩くときお釈迦様の法を灯りに進むうちに、やがて自分自身が灯りとなって、邪な灯りに騙されず、正しく力強く歩くことが出来ますよ、という良いお話でした。
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