コロナウィルスにより、たくさんの行事・イベントが中止に追い込まれておりますが、お寺もやはり同じ状況で、三月のお彼岸法要の中止を決めたお寺が相次いでおります。
法性寺の話題ではないのですが、昨日3/6には、鎌倉にあります妙本寺(みょうほんじ)という大きなお寺で、三代前の貫首様(かんじゅさま、ご住職のことです)の十七回忌のご法要が予定されていましたが、急遽中止。妙本寺に勤めているお坊さんだけでお経をあげました。
間もなく3.11を迎えますが、復興・慰霊の行事も中止になっています。
しかし、亡くなった方へのご供養、あるいは、何か思いがあっての行事というのは、お客さんや見ている方がいなくても、決して無意味になるものではありません。
大々的に人を呼べなくても、誰かに届けたい、伝えたい、その思いは忘れずに、今を乗り切りましょう。
本当は、ウイルス対策の画期的なアイデアなど載せたいのですが、残念ながら防戦一方の消耗戦を強いられるのみでございます。
先の見通しが立たないこともあり、気持ちは落ち込む一方ですが、そうなると悪いものも寄ってきてしまいます。
見通しが立たなくても気持ちは明るく、過ごしましょう。