台風19号によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、未だ被害に遭われている皆様のご無事をお祈りいたします。
昨日、10/13は、日蓮宗を始めた日蓮聖人の御命日「御会式(おえしき)」でしたが、法性寺のある久木9丁目は、丸一日停電していた地域となりました。
停電状態での生活環境を整え、山道のおそうじ、ご法事、倒木の処理を行い、熱中症になってしまったので首にアイスノンを巻いたまま、御会式のお経をあげられたのが結局夕方となってしまいました。
自己嫌悪になりながらの10/13となりましたが、夜に電気が復旧し、ニュースを見ますと、大変だったけれども、今年も10/13を「日常」として過ごせたことに、ただただ感謝を感じるばかりでした。
今年は、日蓮聖人が亡くなって738年、日朗上人は700年。その間、天災も国内外の戦争もありましたが、そういったことをひたすら続けていられることは、本当に幸せなことでございます。
ご法事やご葬儀も同じで、時代や場所によっては、家族の遺体を捨て置き、弔うこともできないまま避難生活を続けなればならない、という状況も簡単に起きてしまいます。亡くなった方だけでなく、生きている方のお誕生日もあります。
毎年やってくる行事を、何事もなく続けられる。そんな世界・社会が続くよう考え、行動し、祈りましょう。
昨日は、3.11以来、久しぶりにお堂がろうそくの明かりのみになりました。