映画を観ました。ロックバンド・クイーンのボーカリスト・フレディ・マーキュリーの生涯を描いた「ボヘミアン・ラブソディ」です。
昭和生まれのミドル世代の今はおじさん、おばさんにしたら「懐かしいよね~」となります。主人公は人種差別を受けながらもスーパースターになりました。成功した後彼はエイズに感染したのです。当時は不治の病、彼はいつか訪れる「死」と向き合いました。狂いそうになる恐怖に絶望し葛藤したことでしょう。それでも「歌い続ける」ことで自分の「生」を全うすることを選択しました。
最期まで、灯が消えるそのときまで歌い続けたのです。映画でのラストシーンのライブは圧巻でした。まさに魂の歌でした。
もしも、自分が宣告を受けたら?と想像します。きっと、頭も心も大混乱してしまうかな、自暴自棄になってしまうかな、と思います。
フレディのように最期まで自分の使命を全うできるだろうか。
愛する人に、何をしてあげられるだろうか?
愛する人に、何を伝えたいのだろうか?
自分は何を後悔するのだろうか?
ウイ・アー・ザ・チャンピオン!と歌えたらいいな