新年のご挨拶を申し上げます

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

 明けましておめでとうございます。
 例年通り元日零時に参拝の皆さまをご祈祷しましたが、今年はたくさんの人に集まっていただけました。大変嬉しく思います。
 さて、本年は戌年でありますが戌の字は『護る』に通じる字義があると言われてます。外に目を向けると、北朝鮮の動向も気になりますし、内には津波の心配が迫っているとのこと。護るということは堪え忍ぶということでもあると思います。今年は上の案件以外のことかもしれませんが、社会の動乱とも言うべきことが起こり、そのことで我々は何かに耐えていかねばならぬ事が起こる年なのかもしれません。すると、今年ほどすべて皆さまの祈りの力が必要な年は無いのかも・・。真剣な祈りの力は必ずキレイなもののはず。そのキレイさが仏教で言う、『清浄』(しょうじょう)さです。お経の中で繰り返し仏さまが私たちに精進を求めるのは、この清浄な気持ちを持ってもらうためです。また、この清浄さは日々の反省の際に必要な気持ちでもあります。
 話を元にもどしますが、今年は例年よりちょっとおっかない年(--;)だからこそ、皆さんがそれを直感的に感じておられて今年の新年祝祷会には参拝が多かったのでは?とそんな事を勝手に感じた元旦でありました。
 私の勝手な思いはさておきです。
 最後に、皆さまが日々の精進で溜められた清浄さという徳の力を遺憾なく発揮し、社会の中で例年以上のご活躍をされる年でありますように心よりお祈りしてしております。拝
 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ