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秋風吹く季節になり、まさに紅葉も見頃ではないでしょうか。写真は当山庭の紅葉であります。さて、10月27日～29日の2泊3日の日程で、今年も身延山に団体で参拝させていただきました。
27日は天候に恵まれ、道中のバスからは富士山を眺めることができ、良かったです。
28日は久遠寺本堂においての朝のお勤めに始まり、輪番奉仕、御開帳、特別法要と、身延山参拝のフルコースと呼ばれるくらい、檀信徒の皆さんと共にたくさんのお題目をお唱えして参りました。日蓮聖人のお手紙『波木井殿御書』の中に、「然れば吹く風も、ゆるぐ木草も、流るる水の音までも、此山には妙法の五字を唱へずと云うことなし」という一節が御座います。私は御廟所において一読させていただいた折、風で揺れる木の葉や川の流れる音がお題目に聞こえてくるようで、まさに、日蓮聖人の御魂が棲む聖地であることを改めて実感致しました。
そして、29日には長野県岡谷市の身延別院を参拝させていただきました。妙玄寺と大変縁深い寺院ということもあり、今回お参りさせていただき、有難い御法話も頂戴いたしました。
帰りの道中は雨になってしまいましたが、今回も身延山でたくさん霊気をいただきましたし、皆さんお土産もたくさん買われて満足されているようで大変意義ある団参になったと思います。また道中、事故やトラブル等なく帰ってこられたことは、皆様方のご協力あってのことであります。有難う御座いました。来年も団参を計画しておりますので、ぜひ多くの方々からご参加いただければと思います。合掌（副住職）
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