最近では、対馬で暮らす高齢者の方から相談が多く、「子供達に迷惑を掛けたくない。」とよく耳にします。
是非、60歳を迎えたら『終活』について少しでいいので考えてみて下さい。
我々、日本人は特に「死」をタブー視するきらいがあります。死について語ることや準備をすることに対し、いわゆる「縁起が悪い」と考える人が多いようです。
果たして、本当にそうなのでしょうか?
自分が生前に「死への準備」を何もしていないばかりに、遺された家族を困らせてしまうことがあるとすれば、それを生前に解決しようとするのはそんなに「縁起の悪い」ことなのでしょうか?
『終活』は自分自身のためでもありますが、自分に何かあったとき、遺された家族への愛情、思いやり、感謝の気持ち・表れです。そのようなことを考え、備えつつ、「終活を楽しむ」「あらたな人生を考える」今、そんな考え方が広がっています。
国昌寺では、『終活アドバイザー』として、
「人生の最終章に向けて、最後まで自分らしくいられる為に元気な内に前向きに
自分が死ぬまでの事と、自分が死んだ後の事を具体的に考え、希望を伝え、準備すること」
のお手伝いが出来ればと思っております。
お坊さんが作ったエンディングノート、『エイジングノート』(伝え遺すノート)を国昌寺に置いてます。
是非、『エイジングノート』だけでも書いていただきたいと思います。