本葬儀で雅楽

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6月4日土曜日、法縁のお上人の本葬儀が執り行われました。
私が大学卒業後は、何かと気にかけてもらい、厳しく、楽しく僧侶としての骨格を鍛えていただきました。
特に印象的なのは、周りへの気配りが素晴らしいのです!
年齢に関係なく、分け隔てなくです。
お上人の増円妙道をお祈りするとともに、これから先も語り継いで参ります。

その本葬儀にて、式衆を勤めさせていただきましたが、雅楽も兼ねての出仕でした。
本堂への入場と退場の時に演奏します。
盤渉調(ばんしきちょう)という調子の曲を演奏するのですが、難しいのです!!
雅楽は、他の楽器との合奏です。私は、龍笛(フルートみたい)担当なのですが
出したい音が出なかったりテンポが微妙にずれたりと、、、
稽古では、ちゃんとできるのですが、稽古不足に尽きます(反省)

精進という言葉には、「これだけやったと思っていても、まだまだ青い。これを精進の糧としよ」とあります。
また、「いくら積み重ねてきたものでも、錆びつくのは早い!」と先師はおっしゃいました。
この言葉が脳裏をグルグル駆け巡った日となりました。
 

 

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