東日本大震災慰霊復興祈願会

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佐賀県修法師会では、毎年3月11日には
東日本大震災慰霊と復興祈願会を行っています。
本年は、自坊にて開催されました。

地震発生時刻14:46分は、みんなでお経を読んでいました。
地域では黙とうを促すサイレンが鳴っていました。
この瞬間は、全国民と同じ気持ちを共有できたことと思います。

回向文
平成23年3月11日、奥州三陸沖にて未曾有の大地震出来(しゅったい)す。
大地は轟き、大波は一切を流す。後にはただ瓦礫(がりゃく)あるのみ。
老いたるも若きも、善男善女、童子童女、一同に流さる。
これを嘆かざるの輩(ともがら)一人もなし。
嘆き嘆いても嘆きの声はやまず。
ただ仰ぎ祈らくは、震災物故の諸精霊をして一切の苦を離れしめ、
霊山寂光の仏国土にて安穏快楽(あんのんけらく)を得せしめたまい、
ひとえに仏祖の慈悲に包まれたまわんことを。
以仏教門 出三界苦 怖畏険道 得涅槃楽
妙法経力 即身成仏 出離生死 證大菩提

この回向文は、どなたかに頂いたのですが、何度拝読しましても(涙)
しっかりと読むことができません(_;

ですが、被災各地の方の声は、こみ上げる思いをこらえ、前を向いて生きられています。
私たちは、「祈りを届ける」ことと、「忘れない」ことを誓って参ります。

 

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