9月に予定している七面山団参を前に、6月11日、12日と身延七面山・敬慎院に参拝させていただきました。
朝、新幹線で岡山を出て七面山登山口に着いたのが昼過ぎ、天気は曇りでした。予報では午後から雨でしたが、幸い暑さもさほどではなく助かりました。
登詣に入る前に白糸の滝とお萬の方像にごあいさつ。参拝の無事を祈念しました。
お萬の方は徳川家康の側室で法華経信仰に篤く、法華経の聖地、七面大明神の棲まわれる霊山に女性として初めて登詣されました。この白糸の滝にうたれて祈念をされ登られたと伝えられています。
登詣口
さて、登詣口です。
1時も過ぎ、登り始めにはやや遅すぎた感もありますが・・・。それでも、この場所に立つと身の引き締まる思いがしますね。
身延山ー七面山登詣案内図
七面山は標高1989メートルあり、日本二百名山の一つにも数えられています。
山頂近くの標高1700m付近には、本日の目的地である敬慎院があり、富士山の好展望地としても知られています。
七面山は富士山のほぼ真西にあるため、春分・秋分の日には、富士山山頂からのご来光が望めることでも知られています。
神力坊・2丁目
敬慎院まで50丁あり、途中4つの坊で休憩をとることが出来ます。
登詣開始まもなく2丁目の神力坊に到着しました。人気はありません。
神力坊は身延山12世円教院日意上人の代に創立。
1丁目ごとに石灯籠が置かれ、脇には椅子があり少しずつ休みながら自分のペースで登ることができます。
平日の午後、天候も下り坂でさすがに登りは私一人のようです。下山者には前半に6,7名すれ違いました。(つづく)