土用焙烙灸【どようほうろくきゅう】のご案内

開催日:2023年08月01日

本年も8月1日に土用焙烙灸(どようほうろくきゅう)を行います。

土用焙烙灸とは、夏の土用(※1)に行う日蓮宗独特の御祈祷(おいのり)です。
頭上に焙烙(※2)を載せ艾(もぐさ)を置き火を点けて読経し御祈祷を行います。
頭痛が悪鬼邪気の障りによって起こると信じられていた時代より、日蓮宗に続く、頭痛封じ・暑気退散・中風封じ(※3)を祈る伝統行事です。

当山では8月1日の妙見大菩薩お開扉日に併せてお勤めしております。
時間は午前9時・10時・11時・11時45分(正午)・午後1時・午後2時・午後3時(最終)の7座あり約30分程のお勤めです。

当日はお勤め時間前にお寺へお越し頂き、寺務所にて御祈祷料3,000円を添えお申し込みの上、ご修行下さいませ。
マスクの着用は任意といたしております。

詳細はお寺へお問合せ下さい。(対応時間 午前9時~午後5時まで)

※1 土用は年4回(立夏・立秋・立冬・立春)前の約半月ほどを指す。
   特に夏の土用中最初の『丑』の日が『土用の丑』として有名である。

※2 焙烙とは素焼きの平たい土鍋のこと。表面に日蓮宗独特のおまじないを施し艾(もぐさ)を載せお灸をすえてお祈りする。

※3 中風・・・いわゆる脳卒中

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