寺庭婦人のための仏教講座 第8回

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12月21日(金)午後2時より本年最後の「寺庭婦人のための仏教講座」を開催しました。今日の参加者は8名。師走の慌ただしい毎日、やはり心配していた通りになりました。もっと気合いを入れて、学んでもらいたいものです。今日は「釈尊滅後の仏教」の3回目で、仏教の伝播についてお話ししました。東南アジアの仏教、チベットやシルクロードの仏教、中国仏教について解説したのですが、自分が実際に訪問した地域については自然と力が入ります。平成12年に西安からクチャまでのシルクロード、15年にチベット、18年にクチャからクンジュラーブ峠を越えてガンダーラまで、坊さん仲間と旅をしたのですが、現在ガンダーラは大変なことになっていて、とても良好出来る状態ではありません。本当に行ける時に行っておいて、良かったと思います。ちなみに、写真はクチャのクムトラ千仏洞の壁画です。私が撮影したものなんですが、壁画の写真撮影は当然禁止されています。でも、添乗員と管理人のはからい?で、100元払って2枚撮影させてもらいました。こんなことしてもいいのかな~、という罪悪感はありましたが、緊張で震えながら撮影したのを思い出します。その中国も反日運動盛んで、なかなか行ける状態ではありません。なんといやな時代になったのでしょうか。そんなわけで、シルクロードの旅の締めくくりとして、明年8月1日から10日間ほど、ウズベキスタンとトルコに行くことになっています。また、ブログで紹介したいと思います。なにはともあれ、今年の仏教講座は今日でおしまい。いよいよ明年から法華経の解説に入ります。だいじょーぶかな~。どうぞ、良いお年を。

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