お施餓鬼法要と精霊送り

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 7月16日(海の日)午後6時半よりお施餓鬼法要を厳修しました。
 金沢は田舎にもかかわらず7月盆です。お檀家さんに「なんで?」と聞かれますが、よく分かりません。それと、各家庭を回って棚経をあげることもしません。お坊さんはお寺や公営墓地なんかで待っていて、お墓経をあげます。ですから、お檀家さんは13日から15日までの間に、自分の家のお墓やご親戚のお墓をお詣りしてあるき一日仕事になります。今年は3連休だったからよかったのですが、休みの日が1日しかない年なんかは大変なことになります。
 そんなわけで、お墓参りをしたあとすぐですので、お施餓鬼法要にはなかなか人が集まってくれないんですが、今年は長野県からの熱心な3人も含めて、12人も集まっていただきました。16日の最高気温は36.8℃。汗をたらたら流してお経をお唱えした後、墓地内のお墓につるされたキリコにいっせいに火をともして行きます。200個あまりのキリコに火がともった墓地内は荘厳な雰囲気につつまれます。どらと鉢を鳴らしながら、墓地内を自我偈をお唱えしながらまわり、最後にジャンジャンジャンジャンと送り鉢でしめくくりです。もう汗びっしょり。毎年のことですが、そのあとのビールのうまいこと。もう最高です。
 キリコについてはブログのほうに書きましたので、読んでみて下さいね。

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