寺と音と語り

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 6月3日(日)、東山「響会」主催の「寺と音と語り」が開催されました。「響会」は毎年東山のお寺を会場に音楽会を開催している団体ですが、今年は当山を会場に開催され、100人以上の方々にお集まりいただきました。
 市川幸子さんが語られる「金沢奇譚」では、「地中から南無妙法蓮華経」というタイトルで、当山の「枯木祖師」にまつわるお話が民話風に紹介されました。開催にあたって特別に御開帳して参加者に手を合わせていただいたのですが、これを機に沢山の人がお詣りに来てくれたら、ありがたいですね。
 演奏はギターとインド楽器のタブラ。ギターの演奏はDo“Fabulous”Kakitaさん。外人さんみたいですが、正真正銘の日本人です。現在、石川県発の民族音楽「アヴァンギャルド・ブルース」を創造中だそうですが、ソロのギターの音色をお寺で聴くのもおつなもんですね。「妙應寺のワルツ」にはびっくりしました。タブラ奏者はBEBEさん。この人も南砺市に住む日本人で、楽器演奏よりも話し方で笑いがとれる面白い人でした。タブラの音を聴いているうちに、またインドに行きたくなってしまいました。

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