今年度、うちの奥さんが石川県第一部寺庭婦人会会長に就任しました。何をしようか随分悩んだようですが、3月11日に向山善妙寺で行われた東日本大震災一周忌法要の参詣者が少なかったこともあり、大震災の記憶を風化させてはいけないとの思いから、第1回研修会では東日本大震災を採り上げました。
5月15日(火)午前10時から「東日本大震災で学んだこと」と題し、日本赤十字社防災ボランティアリーダーの北村裕一さんのお話をうかがいました。集まったのは一般の方も含めて40人余り。残念ながら、声をかけたにもかかわらず、お坊さんは私を含めて、たったの4人。もっと関心をもってもらいたいものです。北村さんはサラリーマンのお仕事のかたわら、40日間も東北に通われたすごい人です。映像や写真をお見せいただいて、あらためてあの惨事を忘れてはならないと思いました。
9月には青年会の諸君がボランティアに行くそうなので、私も仲間に入れてもらって、老骨にむち打って頑張ってきたいなと考えております。