春のお彼岸法要

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 本日午後2時より春のお彼岸法要を厳修いたしました。今年はいつまでも寒さが続き、庭の梅もやっと満開です。と言っても、昨年秋に思い切って枝を下ろしたで、ちらほらとしか咲いていません。
 今日の金沢の最高気温は15℃。やっと春らしくなったかなと思ったら、来週の月・火曜日は雪マーク。「暑さ寒さも彼岸まで」というのは嘘だったのでしょうか、と去年も同じことを書いたなと思って見てみたら、去年のお彼岸中日も6℃しかなかったんですね。これで普通なのかな。
 そんな寒さもものともせず、お集まりになられたお檀家さんは、梅の花と同じくちらほらと10名。寂しいですね。でも、開業したばかりの新幹線に乗って長野県からはるばるAさんが来てくれました。頭のさがる思いです。金沢にいながら墓参りもしないお檀家さんがほとんどですからね。見習ってもらいたいなあ、と思います。
 法要後は4月11・12日の法華懺法会の準備で宝塔をみんなで組みました。今日は男の人が少ないので大変でした。あと、3週間後に迫って来ているんですが、お檀家さんから帰って来る葉書は欠席の返事ばかり。2年も前から日にちを決めて告知して来たのになんたることか。うちのお寺では2年間唱題行に通ったお檀家さんには生前戒名をさしあげています。その時に、「これで正式に釈尊のお弟子になったんだから、以後今まで以上にしっかり精進してくださいね」、とお願いしています。その時は「はい、わかりました」と返事なさるのですが、しばらくの間だけです。お年を召された方で身体の都合でお参りできないのは仕方ないですが、そうではないのに最近さぼってばかりの人がいます。「戒名返せ」と叫びたいくらいですよ。いや、愚痴になってしまいました。僕が怒らなくても、釈尊はちゃんと見てらっしゃいますよね。

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