開催日:2024年07月14日
境内の紫陽花の花も早いもので終わりに近づき、蓮の華が咲き誇っております。これから、八月まで沢山の華を咲かせます。日蓮宗で、お読みするお経は妙法蓮華経(法華経)です。この法華経には、蓮で私たちの住むこの世界、私たちの心、仏さまについて譬えられています。 蓮の根の部分には、泥が入っています。泥は汚いですね。この泥を、私たちのいるこの娑婆世界に譬え、私たちの様々な感情、言動を表します。その泥に塗れた所から、葉っぱを出した後つぼみを出します。そして、仏さまがまるで座っていらっしゃるような綺麗な華が咲きます。 この汚い泥ですが、この泥の中に栄養がなければちゃんと育ちません。つまり、この栄養とは私たちの善い行いです。この善行が栄養となり、蓮の華のように、私たち一人一人が仏さまに成る華が咲くのです。 風鐸(ふうたく)とは風鈴の事です。風鈴の音は、聞こえる場所の邪気を払い清浄にする意味もあります。 7月7日~21日に八月盆を迎えるべく沢山の風鈴を設け、蓮を見ながら風鈴の音色を楽しんでいただければと存じます。是非お参りの際にはご覧ください。
※期間中駐車場は、立光寺駐車場をご利用下さい。
〇7月14日(日)14:00~
田子の浦みなと公園にて、第26回「田子浦みなと祭り」が開催されます。
立光寺ではおまつり屋台が登場します。是非風鈴の音色と蓮の華と共にお祭りを楽しんで行ってください。
※7月14日は、田子の浦みなと公園駐車場はご利用できません。必ず立光寺駐車場をご利用下さい。