【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
第20回目は
「声聞(しょうもん)」
です。
「声聞」とは「お釈迦さまの声を聞いた者」という意味で、
お釈迦さまが生きていらっしゃったときの弟子を指します。
仏教用語解説で紹介している「十大弟子」も
この声聞に含まれます。
のちに、「すべての衆生を乗せて悟りに導く大きな乗り物」という意味の
「大乗(だいじょう)仏教」というものが生まれたとき、
この「声聞」と、もう一つ「縁覚(えんがく)」に分類された人々の仏教は
「自分の悟りだけを求める小さな乗り物」という意味の
「小乗(しょうじょう)仏教」であると批判されることになります。
「縁覚」と「大乗」についてはまた次の機会に
お話しさせていただきます。
それではまた(^^)/