【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
第19回目は
「無所畏(むしょい)」
です。
「無所畏」は仏さまの徳(とく)の一つで、
教えを説くときに、自信に満ちあふれて
何もおそれるものがないことを指します。
この「無所畏」を4つに分類したのが
「四無所畏(しむしょい)」です。
①一切智無所畏(いっさいちむしょい)
すべての法を悟ったという自信。
②漏尽無所畏(ろじんむしょい)
すべてのの煩悩(ぼんのう)を断ち切ったという自信。
③説障道無所畏(せつしょうどうむしょい)
修行の妨げとなるものについてはすでに説いたという自信。
④説尽苦道無所畏(せつじんくどうむしょい)
苦しみを離れて悟りを得る道を説いたという自信。
それではまた(^^)/