【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
第16回目は
「八正道(はっしょうどう)」
です。
「八正道」とは、苦を滅するために行う
仏教の実践徳目です。
お釈迦さまの最初の説法で説かれたと
いわれています。
「四諦」の中では、
《病気を治す良い薬》である
「道諦」に当たります。
その内容は以下の通りです。
①正見(正しい見解)
②正思(正しい思惟)
③正語(正しい言葉)
④正業(正しい行い)
⑤正命(正しい生活)
⑥正精進(正しい努力)
⑦正念(正しい心の落着き)
⑧正定(正しい精神統一)
以上の8つの徳目を修めることができれば、
苦を滅することができる。
これが八正道の教えであり、
「四諦八正道」とまとめて呼ばれることもあります。
それではまた(^^)/