【お祖師さまのおしえ】第7回「日蓮聖人のご生涯 ⑦伊豆法難〈後編〉」

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【お祖師さまのおしえ】では、
日蓮聖人(お祖師さま)の教えについて
簡単に解説していきます。
 
第7回目は
「日蓮聖人のご生涯
⑦伊豆法難(いずほうなん)〈後編〉」
です。

さて、日蓮聖人を乗せた船は
伊豆の伊東へ向かったのですが、
岸には着かずに海の中に頭を出していた岩の上に
降ろされてしまいました。
この岩を「俎板(まないた)岩」といいます。

このとき日蓮聖人を助けたのが
船守弥三郎(ふなもりやさぶろう)という漁師でした。
彼は網置き場に日蓮聖人をかくまい、
妻とともに食事を運んだりして
お世話をしてくれました。

やがて地頭の伊東氏が
病気平癒の祈願を日蓮聖人に依頼し、
快復のお礼に釈迦立像(しゃかりゅうぞう)一体を
差し出したと伝えられています。

このお像は随身仏(ずいしんぶつ)と呼ばれ、
生涯日蓮聖人のおそばに祀られました。

次回は、伊豆流罪を赦された日蓮聖人が
故郷の安房に戻られたときのお話しをしたいと思います。

それではまた(^^)/

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前の話→第6回「日蓮聖人のご生涯 ⑥伊豆法難(前編)」

 

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