【はじめての法華経】第2回「どのくらいの長さですか?」

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【はじめての法華経】は

お経に興味はあるけれど
むずかしい話は苦手

という方向けのコーナーです。

法華経というお経について
少しずつ説明していきます。

第2回目は、
「どのくらいの長さですか?」
です。

日蓮宗のお寺で法事を営むとき、
必ず法華経を読みます。

しかし、それは法華経全体のほんの一部分です。

法華経全体の分量は
「一部八巻(いちぶはちかん)」
と呼ばれています。

一部とは、1セットのことです。
つまり8巻で1セットですね。

これだけ聞いてもいまいち
ピンとこないかもしれません。

文字数は69384文字と言われています。

400字詰めの原稿用紙に換算すると、
174枚必要になります。

多いですね!
一部八巻写経しようと思ったら大変です。

ですので、法華経を写経するときは、
「自我偈(じがげ)」だけ写経したりします。

「自我偈」というのは法華経の中の、
「如来寿量品」という第16章目の、
そのまた一部分を指します。

「自我得佛来(じがとくぶつらい)」
という句から始まるので、
「自我偈」と呼ばれています。

「自我偈」の「偈」って何?

どうして「自我偈」を写経するの?

というお話はまた次の機会に。

それではまた(^^)/

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第1回「法華経って何ですか?」

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