【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
第2回目は
「北辰妙見大菩薩
(ほくしんみょうけんだいぼさつ)」
です。
北辰妙見大菩薩は、
北極星の神様です。
「北辰」は「北極星」を指し、
「妙見」は「よく見通す」という意味を持ちます。
北極星は北の空にあって
その位置が変わらないため、
空の星々が北極星を中心として
まわっているように見えます。
また、位置が変わらないため
北の方角を知る手段にもなり、
昔から人々の信仰を集めてきました。
正法寺では毎年冬至の日に
北辰妙見大菩薩をご本尊にお迎えして、
星祭の法要を行います。
冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い日です。
つまり、北の夜空に輝く北極星を見られる時間が
一番長い日なのです。
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