11月のご報告

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霜月も過ぎ去ろうとしております。
今月は例年通り、有縁の方々からお申込み頂いた七五三のご祈祷や、他寺でのお会式(日蓮大聖人報恩法要)のお手伝いが主な法務となりました。
子どもの発育健全を祈願させていただけることと、普段からお世話になっている様々な寺院でのお祖師様への報恩法要は本当に「幸せ」なことと、身に染みて感じます。大変、有り難いことです。
当然のことですが、私は、お釈迦様と日蓮大聖人を軸として、様々なご縁を頂戴しているわけでございます。
お祖師様の
①飢饉や戦乱で苦しむ鎌倉時代(平均寿命が十代)に現実世界で苦しむ人々を見て、学問上で死後に浄土に向かうのではなく、私たちの住む娑婆世界を浄土にしようと、生涯をかけて布教された姿勢。
②「霊山往詣」の概念・・・霊山浄土を法華経の力と、信力、有縁の方々の祈り・想いによって行き来するというもの。
に偉大さを痛感します。
このお会式シーズンになると、日蓮宗の僧侶になって良かったと、つくづく思います。
そして、やっぱり、お祖師様が大好だなぁと実感致します。
これから、より一層寒くなります。
お祖師様なら、東日本大震災も自分の事と捉えるでしょう。
その門下である我々も、自分の出来る限りの範囲で、被災者に寄り添って行くことが真の菩薩道であると思います。
今後も、自分の出来ることを考慮した上で継続的に被災者を支援して参ります。
 

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