国立劇場

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只今特訓していただいております^ - ^頑張るべし!
来年私の誕生日に開演でございます。
日蓮宗の声明は、宗祖日蓮が12年間比叡山にて修学していたことから天台声明の影響を受けており、現存する古い声明譜には唄、散華、対揚、咒讃、伽陀、和讃などが採録されています。しかし、法華経の多読、題目の多唱を重要とする意識が強いため、声明や法要儀式の伝承は疎かになる傾向にありました。今では、全国各地で声明の研修会が開かれるようになるなど、宗派として熱心に声明の伝承に取り組んでいます。また日蓮宗には「声明師」という、音程の正確さや法要での所作を基準とした資格がありますが、この資格を持つ尼僧が多いことでも知られています。
単純な節だからこそ荘厳に唱えるのが難しい日蓮宗の声明を取り上げます。国立劇場声明公演で初となる尼僧を交えた構成で高音と低音が混交することで生まれる声の響きを体感していただきます。どうぞお楽しみください。

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