庫裡新築記録3(上棟式)

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6月3日(日)は雨の予報でしたが、雲間から日差しがこぼれる天気となり、早朝より準備が整えられて午前10時半から上棟式を行いました。法要は住職が導師、住職の師父が修法導師、息子の副住職が首座で勤修しました。三世代揃ってお勤めできることは希なことです。法要は庫裡玄関ホールになる場所(10坪)で30余名のご参列をいただきました。 棟梁奉行は最初に曳綱の儀が行われ、参列者が境内参道に2列に並び棟木を曳きあげる儀式です。検知を勤めた設計士さんの「ヨシ」の合図により、副棟梁さんの勢いよく振る幣束とかけ声に続いて「エイ・エイ・エイ」と3回紅白の紐を皆でひきました。次に棟打之儀では、現場監督の大きな声での祝いの口上と振幣が素晴らしく、それを「オウ」の合図で大工さんが伝令して、屋根の上で二人の大工さんが棟木を大槌で打ち込む音が響いて、上棟を実感できる気持ち良いものでした。式後に境内で記念撮影をして、客殿で「なおらい」の清宴を行いました。関係者に感謝感謝の一日でした。

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