令和5年3月・春の彼岸

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3月18日から春のお彼岸に入りました。
当山では3月19日日曜日、春の彼岸法要を営みました。
法要に先立ち、法話をいたしました。
宗教というものが、人間の価値観・行動を形作っていくものであるということ、そして宗教には正しいものと、邪なものがあることをお話しいたしました。
邪な宗教は、その宗教に依存させて、自分で考えることを放棄させる宗教です。正しい宗教というのは、自分で正しく物事を見て、自分で判断し、自ら行動できるようにする、つまり人間を真の自立に導くものです。
法華経の教えによってのみ、それが可能となります。
徳蔵寺の庭にも、ツバキ・ミツマタ・ユキヤナギそしてスイセンなど、春を知らせる花々がたくさん咲いています。花々は寒い冬を堪え、多くのエネルギーを費やし、努力をして、きれいな花を咲かせているのです。
人間も幸福な人(仏)と成るためには、努力(修行)が必要です。これが自業自得ということです。

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