あの人気作家がやってきた!

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こんにちわ、研修生の木村です。
なんと、今回の布教研修所の外来講師としてあの人気作家:江上剛先生に来て頂きました。

講義のテーマは「なぜ人は迷うのか」
江上先生自身の体験を交えて様々なお話をしてくださりました。

講義中の江上剛先生

人は社会に出ると「道徳」と「金儲け(利益追求)」の狭間で揺れ動く。
道徳と利益は相反するものだと。

確かに頭では分かっていても、利益に目が眩んでしまうのは人の性だろうか・・・

しかし!  江上先生は言います。
「道徳なくして繁栄はない」

最近でいえばビックモーターの事件がまさに「道徳なくして繁栄なし」の典型と言えます。
利益に目が眩み本来の業務に不正を働き、それが顕在化して逆に会社経営の危機に瀕しているのが現状です。

話に熱がこもります

本来、私達人間は迷った時に仏様や神様の様な絶対的な存在がその人の心に在れば心の指針になると言います。
江上先生自身も幼少期、「お湯を自分の方に搔き集めても身体の隙間から逃げていってしまう、そうではなく周りへ周りへと流すようにすれば結果的に背中側から自分の方へ回って還ってくる」というお風呂でのお母様の言葉を人生の指針にされていました。

「その判断は正しい道なのか」常に自分を省みる鏡を持つことの大切さ。

今回の講義ではその様な人生の生き方と、私達僧侶は『法華経』という絶対的な教えを生まれながらにして持っているという有難さに気づかせて頂きました。

お忙しい中、また遠路はるばるお越し頂き、本当に有難う御座いました!!

最後にみんなで!

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