目の上のたんこぶ

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副主任の山田恵隆です。
明日で終わりなのに、やっとブログを書きました。
 
「ブログは1週間に1回程度の更新にしようと思っています」と研修員が言うので、
「せっかくだから3日に1回ぐらいやってみれば」と副主任が言う。
「そうだ、動画もおもしろいよね!」と、続けて副主任が…。
もう限界です、という顔で持ってきた課題に、
「前回より、良くなったけど、あと一歩かな」と偉そうに山田が…。
つかの間の休息に「やることをやったなら、休めばいいんじゃない」と、ヤマダが…。
「おっ、ずいぶん余裕だねぇ、明日の予習は大丈夫?」とヤツがまた…。

研修員のみんな、腹が立ったと思います。大変だったと思います。
私たち教職員からの多くの要求や、ダメ出しにもかかわらず、10人の研修員はそのすべてに応えてくれました。
みんな、すごいなぁ。
朝起きれば、整列して待っていてお風呂にトイレ、
部屋の掃除をしてくれて箸を持つだけで食事ができる講義開始の30分前から
玄関の外で講師先生をお迎えし脱いだ草履は、必ず前を向いている。
布教研修所は僧侶の日常を学ぶところでもあります。
寝起きを共にすること6か月。
それぞれが、それぞれの日常を学んでくれたと思っています。
私も私なりに与えられた役割を全うしようとしたんだよ。
 
どんなときも、すべては研修員の為にと思っていたつもりです。
(うるせー、かっこつけてんじゃねーよ)
↑研修員の声。
本当は、もっとみんなの、その輪に入りたいのを我慢したんだよ。
絆は10人の研修員が深めればいい。
私はその輪を作る裏方さ。
(はぁ?何度も入ってきてたし)
↑研修員の声
「布研、どうだった?副主任って大変でしょ?」
終りに近づき、知人や友人に良く聞かれました。
答えは、ひとつ
【すごく楽しかった。この10人となら、もう6か月ぐらい一緒にいたいなぁ】
(うるせー、そう思ってるの副主任だけだよ)
↑研修員の声
とにもかくにも、布研は本当にいいとこです。
では、雪積もる秋田に帰ります。
追而
弟が山務する本土寺様にて兄弟二人で御給仕できたこと。とても大きな喜びです。仏縁に感謝感謝!!

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